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　1月7日から新人戦（南地区予選）が始まりました。前回の公式戦・ＷＣ予選から約5か月が経ち、久しぶりの公式戦となりますが、秋の研修大会やリーグ戦、年末強化試合、姫路遠征などハードに練習試合をこなし、多くの経験を積むことができたので、これまでの練習の成果をどれぐらい発揮できるのか楽しみです。
　1回戦、2回戦、3回戦と順調に勝ち上がり、南地区のベスト4をかけて、4回戦・東百舌鳥高校と対戦しました。能力の高い1年生を2年生がうまくリードし、1回戦を接戦の末に勝利してきた勢いのあるチームで油断はできません。また、本校も主力2人を欠き、ガード・フォワード陣もケガによる不安があったりと想定外のアクシデントが発生！！本当のチーム力が試される試合となることが予想されました。東百舌鳥高校に対抗するには、「トランジションゲームに持ち込むこと」「能力の高いガード・フォワードをどう抑えるか」「セットプレーの精度をいかに上げるか」がカギとなるかなと思い、作戦を熟考しました。さて、果たしてうまく作戦を遂行できるのか？チャレンジです。
　やはり、予想通りゲームは終盤まで拮抗した展開となりました。第1Qでは自分たちのリズムで加点することができ、若干ではあるもののリードを奪うことができましたが、第2Qでは相手もペースを上げてきて我慢の時間帯が続きます。終了間際に2本の3Pシュートを決められ、逆転を許し4点ビハインドで折り返します。ハーフタイムではもっとトランジションに持ち込んでファウルを誘うプレーをしなければうちは苦しいよと励まし、落ち着かせました。第3Qは最初の3分で立て続けに失点し、一時10点を追う苦しい展開に。それでも2年生中心に気迫のプレーでバスケットカウントやフリースローなど
で何とか食らいついていき、相手のチームファウルがたまったタイミングで、ゾーンプレスを発動！勝負に出ました。1本相手のミスを誘うだけでも上出来でしたが、結果的に作戦は当たり、第3Qで再び逆転に成功、1点リードで最終第4Qに向かいます。第4Qは取って取られてのシーソーゲーム、残り1分を切るまでどちらに転ぶか分からない展開に。残り40秒、1点のリードを許し、もう前に出ないと後がない状況、なんとかボールを取りたいところで相手のドリブルミスを誘い、ナイスカット！！そのままカウンターでレイアップシュートを沈め、残り30秒で逆転に成功です。絶対に欲しい大事な1本をよく取ってくれました。最後は相手のパスミスからボールを奪い、ブザービーターでフリーのシュートを決め、ゲームセット。68－65で見事な逆転勝利でした。このゲームではスターターを1度も交代することなく、5人で40分間走り切りました。主力が欠ける圧倒的不利な状況にも関わらず、自分たちの作戦を最後まできっちりやり切ってくれたところが勝因ですかね。よく頑張りました。
この試合に勝利したことで、鳳高校は南地区ベスト4が決まり、2大会連続2回目の中央大会進出決定です。去年に引き続き、今年も大阪ベスト16へのチャレンジ権を獲得できたのは嬉しく思います。来週には南地区の準決・決勝が行われます。どのチームも強豪ぞろいなのでどこまでできるか楽しみです。応援よろしくお願いします。

【戦績】令和6年度　新人戦 南地区予選
1月7日（土）　○　鳳　78－35　日根野
1月8日（日）　○　鳳　20－0　帝塚山学院（棄権）
1月13日（土）　○　鳳　68－48　佐野
1月14日（日）　○　鳳　68－65　東百舌鳥

【中学生の皆さんへ】
鳳高校女子バスケットボール部は、現在2年生6人、1年生12人の計18名で活動しています。南地区の公立校では、大所帯のチームの一つであり、普段の練習からゲームを意識した対人練習やチームディフェンスなど、1つでも多く試合に勝てるよういろんなプレーにチャレンジしています。鳳高校女子バスケットボール部に興味がありましたら、練習・見学など参加してみませんか？平日・休日問わずいつでも大歓迎です。是非本校までご連絡ください。
（下記、QRコードから申し込みいただくとスムーズかと思います。よろしくお願いします。）

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