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女子バスケットボール2023.03.07

第7回 Shrike Cupバスケットボール大会 総括

2月の学年末考査も終わり、最後の大会に向けた練習が再開となりました。女子バスケットボール部は毎年3月上旬に開催されるShrike Cupに参加させていただきました。

 1日目は、各リーグ3チームずつに分かれてのリーグ戦です。初戦、天王寺高校では、激しいDFで相手の中心選手にプレッシャーをかけ続け、体力的にも精神的にも疲労に追い込み、ミスを誘い、得意のトランジションゲームに持ち込むことができました。続く2戦目、芥川高校では、序盤こそ相手のパスバスケットに翻弄され、マークマンを見失うなど失点につながるプレーも多く、なかなか波に乗れずでしたが、徐々に硬さもとれ始め、マークマンへのディナイDFからパスコースを防ぐことにスポットを当てたDFに切り替えることで、相手にとってみればパスしたいところにパスができなくなり、トラベリングやパスミスなどのターンオーバーの誘発に成功。リズムが良くなってきたところでトランジションバスケットに展開して快勝となりました。

 2日目は、各リーグの成績に応じての順位決定戦です。この日は多くの審判の先生にも協力していただき、公式戦さながらの盛り上がりとなり、熱戦も数多くあったのでとても楽しかったです。2日目の初戦は第3ブロックを1位通過してきた旭高校。1日目に強豪の生野高校を破る勢いのあるチームで、過去に2度の対戦がありますがいずれも鳳高校が勝利していることもあり、リベンジに燃えて気合十分です。第1Q、開始早々立て続けにバスケットカウントを奪われ、気持ち的にも沈んでしまい、ムードが悪くなる中、マンツーマンDFの強度を上げて追い上げを試みます。第2Qには、相手のファウルトラブルとターンオーバーが重なったことで、たまらずタイムアウト。流れを取り戻しにかかりますが、鳳高校はこのタイムアウトを機に勝負に出ます!!マンツーマンDFとゾーンプレスを変則的に採用し、時間をかけさせ、ミスを誘うようにしたところ、うまく機能し、後半は一気に流れにのって快勝しました。続く2戦目は、信太高校との決勝戦です。前回のさつき杯では勝利しているものの、その後しっかりと力をつけてきたチームですので油断はできません。1戦目の疲れもあるのか、前半からなかなか波に乗れず、第3Qには徐々に力の差があらわになり、10点を追いかける苦しい展開に。第4Qは鳳高校も意地を見せ、気迫のDFで少しずつ点差を縮めていき、残り1分弱に4点差まで追い上げ、タイムアウト。「どっちに転ぶかわからない展開では最後は気持ちが出たほうが勝つよ!」と話をして送り出した残り1分、ルーズボールに最後まで飛びつき、土壇場には2本の3点シュートを沈め、残り19秒で1点差。相手ボールのスローインで不利ではあったものの、激しいDFでミスを誘い、期待の逆転3点シュートを放ちますが、最後は惜しくもリングに嫌われ、悔しい1点差での敗戦となりました。気持ちの勝負に持ち込めたこと、また、残り19秒で2回の攻撃チャンスを自分たちで作れたことは非常に価値のあるプレーだったのではないかと感じます。最後まで本当によく頑張りました。この悔しさを忘れず、IH予選に向けてさらに強くなっていってほしいと思います。

 コロナウイルス感染症の影響もあり、3年ぶりの開催となったShrike Cupですが、多くの先生方、審判の皆様、保護者の方々に支えられ、生徒たちにも思い出となるような大会にすることができたことを心より感謝しております。本当にご協力ありがとうございました。

 

試合戦績

【令和5年度 第7回Shrike Cup】(10分×4Qのフルゲーム)

3月4日(土)  ○ 鳳 63 - 31 天王寺

3月4日(土)  ○ 鳳 63 - 28 芥川

3月5日(日)  ○ 鳳 74 - 52 旭

3月5日(日)  × 鳳 56 - 57 信太

 

今大会は、初出場で準優勝でした!!応援ありがとうございました!!

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