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校長徒然2025.12.24

1224全校集会

 12月24日(水)3限目、体育館において、2025最後の全校集会がおこなわれました。校長講話の後、列をなす部活動表彰⇒与謝野晶子青春短歌入選者の紹介をしました。最後に、本校の体育の取組みに対し、スポーツ庁から全国優良校としていただいたお披露目をしました。(デジタルな時代ですが)一同に集い、同じ空間で同じ空気を感じることの大切さを再確認した時間でした。
【反省?】3年生にむけ、YELLをおくっていたつもりが、なぜか1年生の方を向きながら話をしてしまいました。m(- ^)m申し訳ない。

冬休み前全校集会(校長講話)

みなさん、こんにちは。様々な出来事があった令和7年もあとわずかとなりました。8月の全校集会の時、娘と2人で万博に行った話をしました。人混みのなか、繋いだその手は離さなかった。親の想いと子どもの鼓動が生み出す何とも不思議で素敵な時間だったというお話をしました。まずは、その話の続きからさせていただきます。
最終日とその前日、家族4人で万博に行ってきました。会場のあちらこちらでお別れのセレモニーが開催され、万博会場は(ありがとう)と(またどこかで会いましょう)に満ち溢れていました。家族でそして会場で知り合った人たちと撮ったキラキラ笑顔の写真とともに忘れられない思い出となりました。人が集い、つながることで生み出されるWAKUWAKU。なによりですね。
(そんな記憶を留めるべく)学校の中に、レガシーコーナーを設置します。そこには万博で実際に使われたオブジェや備品、それから鳳高祭文化の部に中庭に掲げられた巨大モザイクアートをコンパクトに制作したものを掲示する予定です。お披露目は来年の二月を予定しています。無から有を生み出す営み。これもまた、なによりです。

鳳高校への入学、新しいクラス、部活動、友人との語らい、受験勉強。冬休みを経て年度末に向けて気持ちを新たに頑張ろうと思っている皆さんに、今日は、“こころがけ”の話をしようと思います。
「空をみあげる」
いつからでしょうか?一日のうち一度、空をみあげるようにしています。それは、日食や彗星や流星群など特別ななにかをみるためではなく、時間や場所も決めず、目線をあげ、なんとなく空をみあげるのです。見上げた空は晴れていたり曇っていたり雨や雪が降っていたり…様々な表情をみせてくれます。不思議なもので、人間は不安や悩みがある時は地面(した)をみます。空をみあげる時は、心の余裕や思考があるような気がします。そして、その目線の先には、無限の広がりがあります。そんな空間(未来)に想いを馳せているのかも知れません。これは一例です。みなさんも、自分なりの(こころがけ)をみつけてください。蛇足ですが、綱引きの必勝方は(空をみあげる)です。

明日から冬休みが始まります。3年生は受験本番を間近に控え、ゆっくりと休みを満喫することができない人も多いと思います。そんな人は、春の訪れとともに思いっきり羽根を伸ばすことができますよう、今が踏ん張りどころです。努力が報われることを信じて頑張ってください。応援しています。この瞬間からのベストです。全校生徒の皆さんにとって楽しいクリスマスとお正月になることを願い、冬休み前のお話とします。2026年1月8日、皆さんの笑顔を見られることを楽しみにしています。

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