校長徒然2025.07.04
小学生の頃、動作や反応がゆっくりしているクラスメイトがいました。当時は、今のように(合理的配慮を必要とする~)という意識も低く、時に心無いことを言っていたように思います。ある時、教室で担任の先生が(人は皆それぞれ)という話をしました。「話すのが好きな人もいれば嫌いな人もいる。走るのにも速い遅いがあります。これは苦手なだけであって、それを障がいとは言いませんよね。」
その後、そのクラスメイトの準備を手伝う友人が心なしか増えた。言葉は言霊(ことだま)となり、本気で届けようとした先生が心に(配慮・共生)という種を蒔いてくれました。
【回想】
そういえば、小学校の時、「かぎっ子教室」や「肥満児体操」なんていう、コンプライアンス感覚ゼロなこともありました。